2025 年度

株式会社エス・ディー・エス バイオテック
業種
農薬ファインケミカルバイオテクノロジーその他機能性化学品(有機・無機)
企業PR
株式会社エス・ディー・エスバイオテックは、殺菌・除草・殺⾍の全ての作物保護分野で研究開発から製造・販売まで⼿がける出光興産グループの総合(原体、製剤)農薬メーカーです。離職率が低く、堅実な経営を⾏っております。

当社は、殺菌剤ダコニール世界初の製造会社として1968年に設立し、この主力製品「ダコニール」で築いた国内外のディストリビューターとの信頼関係をベースに、アジア地域を中心としてグローバルな販売体制を築いております。また近年は海外の農薬を国内に導入・開発・販売しており、「日本から世界へ」「世界から日本へ」という2ウェイのグローバル展開を推進しています。

当社は創業以来、研究開発型の農薬原体メーカーとして、「食の安全・安心」と「増大する食料需要」をキーワードに、環境保護に配慮した製商品の提供を通じて、社会に貢献する経営理念のもと、事業活動を進めております。

◇企業理念
有用動植物保護と防疫を目的に研究開発を行い、
安全で有用な製商品を提供し、
地球環境保護と豊かな社会作りへの貢献を通じて、企業価値を高め、
全てのステークホルダーの期待と信頼に応えられるよう事業活動を進めます。 
農薬原体メーカーである当社の強み
当社は、農薬の有効成分である原体と、原体を製剤化した製品の製造・販売を主な事業としています。
農薬の主要製品は、大きく分けて、殺菌剤、除草剤、殺虫剤があります。
当社はこの中で、殺菌剤、除草剤の中では水稲除草剤と緑化関連除草剤、また、微生物や昆虫などを用いた生物農薬、これらに強みを持つ農薬メーカーです。

当社は、有力な原体を多数保有している、ということが大きな強みです。

有力な原体を保有するメリットは、
・農薬登録による長期独占性が確保されること
・他社原体との混合剤化など事業展開の幅が広がること
・安定した高い収益性が得られること
です。

このメリットをフル活用することにより、高い保有技術を駆使した技術営業による「提案型販売体制」、そして生産量が多く技術的差別化が可能なダコニール関連製品は自社工場で製造し、それ以外は外部への製造委託を基本とした「最適生産体制」を取ることで、研究開発へ経営資源を集中させています。 
出光興産アグリビジネスの中核として
当社は創業以来、植物防疫分野における研究開発型の農薬原体メーカーとして、防除効果に優れ、安全性が高く環境に配慮した製品を開発してきました。
親会社である出光興産と当社につきましては、当社は2011年6月より出光興産の連結子会社となり、それから約10年後の2021年8月に同社の完全子会社となりました。
出光興産というと石油関連の会社と思われるかもしれませんが、高機能材や再生可能エネルギーなど、新たな事業分野への挑戦を続けています。当社は出光興産アグリビジネスの中核として、世界の農業へ貢献するため、研究開発に取り組んでおります。

また、2022年7月には出光興産の農業畜産事業部門と統合し、農薬事業だけではなく、新たに畜産事業も事業領域に加わりました。この畜産事業の歴史は30年以上に及んでおり、薬剤耐性対策や世界的な気候変動対策の潮流による家畜由来の温室効果ガス削減の課題から、抗菌剤に頼らない家畜の飼育に役立つ飼料添加剤や牛のゲップ由来メタンガスの抑制効果を有する機能性飼料の開発を進めております。 
本社所在地
【本社】
〒101-0022
東京都千代田区神田練塀町3番地AKSビル 
事業所
【研究所】
つくば研究所、みのり農事試験場
【営業所】
札幌営業所、福岡営業所
【⼯場】
横浜⼯場
【海外】
ソウル⽀店、フィリピン駐在員事務所、米国支店 
事業内容
農薬、機能性飼料、工業用防黴剤、防疫薬剤及び特殊化学品の製造、輸入、販売 
設立/創立
1968年10月7日 
資本金
8億1036万円 
売上高
12,503百万円(2023年3⽉期) 
従業員数
200名(2023年6月30日時点) 
募集対象
修士卒博士卒
雇用形態
正社員 
採用予定職種
研究開発職: 日本および海外の農業を支える仕事
(化学系)
・生理活性物質(天然物を含む)の合成研究
・新規製剤処方の創製研究
・農薬登録を目指した試験データ収集
(生物系)
・生理活性物質(微生物、天然物)の探索
・生理活性物質(天然物を含む)の生物評価研究
・畜産向け機能性飼料の研究/製品開発
 
【具体的な業務について】
・農薬の有効成分となる候補化合物の合成を行う有機合成化学研究
・候補化合物の病害虫・雑草への効果確認を行う生物評価研究
・処方開発から製造に関わる製剤研究
・作物や土壌における有効成分の残留分析と分析法の研究
・農薬原体中の不純物、有効成分の環境中における分解物などの同定
・農薬の有効成分となる微生物の培養研究
・微生物産生物質の生産、同定(分析)に関する研究
・畜産分野における生理活性物質の評価・解析/製品開発 
研究開発拠点について
当社の研究開発の中枢が、つくば研究学園都市に立地するつくば研究所です。
新しい農薬を作り出すためには広範な知識・技術が必要です。このため、つくば研究所は、有機化学・生物学・生化学・分析 化学・物理化学など、様々な技術軸を持った研究員により構成され、若手研究員が中心となって新しい農薬の開発を行っております。
また、各分野の研究員を一か所に集約していることも大きな特長であり、研究員間の積極的なコミュニケーションによって新しいアイディアの創出や効率的な研究活動が行われております。
また、職場環境と雰囲気については、会社や部署の目標を共有していること、働き方を研究員の裁量に委ねていることから、研究員としての実力を発揮しやすい風土が醸成されております。 
求める人物像について
農薬の研究開発には長い時間が必要です。その間には、様々な障害があり、時には遠回りしなければならない時もあります。そのような様々な障害があっても、研究開発の情熱を失わず、常に技術者の視点で、粘り強く、論理的姿勢で立ち向かえることが必要です。一方で独善的にならず、周りとも協調性を持って、自身の目的を達成することに情熱を持ってすすめられる、バランス感覚を持った方を求めます。
また、農薬だけでなく、畜産製品の研究開発を行う人材も募集しております。ご自身のもつスキルで、ルミナップのような天然物由来の技術を生かした「機能性素材」の研究開発がしたい、持続性の高い畜産、安全安心な畜産生産への貢献したい、という意欲のある方の応募をお待ちしています。 
採用実績
2022年:研究開発職2名
2023年:研究開発職3名
2024年:研究開発職4名(予定)
  
応募資格
2025年3月に大学院卒業見込みの方、及びそれに準ずる方

【専攻分野】
化学系専攻:有機合成化学系、物質工学系、天然物化学系、農芸化学系、界面化学系、物理化学系など
生物系専攻:植物病理学系、植物生理学系昆虫生理学系、微生物学系、生物工学系、発酵工学系、畜産学系、獣医学系など

【採用学部・学科】
農学、化学、理学、薬学、獣医、畜産、データサイエンスなど 
勤務地
つくば研究所 (茨城県つくば市)
 *最寄駅 : つくばエクスプレス 研究学園駅 
勤務時間
【所定労働時間】
7時間45分 (休憩1時間)
【フレックスタイム制】
有 (標準労働時間 8:45〜17:30 コアタイムなし) 
給与等
【初任給】
修⼠卒︓⽉給 260,000円
博⼠卒︓⽉給 290,000円
【昇給】
年1回
【賞与】
年2回
【通勤⼿当】
会社規定に基づき全額⽀給 
福利厚生
社会保険完備
寮・社宅 有(借上げ) ⾃⼰負担額︓ 家賃・管理費の
30%(寮)、50%(社宅)
企業年⾦制度、財形制度、在宅勤務、時短制度、自転車通勤可、出産・育児支援制度(育英補助等)、資格取得支援制度、研修支援制度、従業員専用駐車場あり
受動喫煙防⽌対策︓喫煙専⽤室設置 
休日休暇
【休日】  
年間122日
(土日祝日・年末年始・創立記念日)

【休暇】  
有給休暇(入社日付与12日、次年度17日、最高20日) 積立休暇制度あり
夏季休暇、リフレッシュ休暇、特別休暇(慶弔、配偶者出産休暇等) 
試用期間
有(3ヶ⽉ 労働条件に変更なし) 
選考スケジュール
エントリー

WEB会社説明会

書類選考

WEB⾯接
↓ (合格された方のみ WEB適正検査)
⾯接(⼆次)、研究所見学会 ※つくば研究所にて実施

⾯接(最終)、筆記適性検査 ※本社にて実施 
採用担当
管理部 総務・⼈事グループ 採⽤担当 
応募方法
当社HP 採⽤情報よりエントリーしてください。
*エントリー受付後に送信されるメールに従い、当社指定の履歴書及び研究概要書をダウンロードしご提出ください。 
対象卒業年度
年度